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Gekkan Dennou Club 140
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Gekkan Dennou Club - 2000.1 Vol. 140 (Japan).7z
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Tech.doc
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Text File
|
1997-04-10
|
4KB
|
120 lines
■
■ Xpicw のテクニック
■
Xpicw は多彩なサービスを提供する高機能プログラムですが、反面、実行オプ
ションが複雑なため若干とっつき難いきらいがあります。そこで具体的な実行オ
プションの設定法を具体的な事例を交えてご説明致します。
━━━━━━━━◆
● -W -C -S -D オプション
<ワイプ種類と速度の設定>
Xpicw PIC1.PIC
… PIC1.PIC を表示します。-W オプション無指定なので普通に表示します。
Xpicw -Witi16.wl -S1 PIC1.PIC
… iti16.wl の速度1で PIC1.PIC を表示します。なお、-S オプション無指
定時には -S0 (最低速)と見なします。
Xpicw -Cleft.wl -D2 -Witi16.wl -S1 PIC1.PIC
… left.wl の速度2で画面クリアを行い、iti16.wl の速度1で PIC1.PIC
を表示します。
Xpicw -WR -S1 PIC1.PIC
…ワイプパターンをランダムに選択し、速度1で PIC1.PIC を表示します。
この時、選択されたワイプライブラリの最高速度が -S で指定した値(この場
合は1)以下でもエラーを出さず、そのワイプライブラリの最高速度で表示し
ます。
ワイプライブラリのランダム選択アルゴリズムは
1)カレントディレクトリにワイプライブラリがある場合、その中から
ランダムに一つ選択して表示。
2)カレントディレクトリに1つもワイプライブラリがない場合、
Xpicw.r のあるディレクトリからランダムに一つ選択して表示。
3)Xpicw.r のあるディレクトリにもない場合、環境変数 WL_path の
指すディレクトリからランダムに一つ選択して表示。
4)以上のディレクトリになければエラー。
Xpicw -C
…画面をクリアします。
Xpicw -Citi16.wl -D2
…画面を iti16.wl の速度2でクリアします。
● -T -K オプション
<時間待ちとキー入力待ち>
Xpicw -t10 PIC1.PIC
…PIC1.PIC を表示した後 10 秒間待ちます。但し [BREAK] / [ESC] を押すと
10 秒経たなくても終了します。
Xpicw -t12.50 -K PIC1.PIC
…PIC1.PIC を表示した後 12.50 秒間待ちます。但し何かキーを押す/マウス
をクリックすると 12.50 秒経たなくても終了します。
Xpicw -t,12.50 -K PIC1.PIC
…12.50 秒待った後、PIC1.PIC を表示します。但し何かキーを押す/マウス
をクリックすると 12.50 秒経たなくても表示を行います。
-t12.50 と -t,12.50 の違いですが、前者はワイプライブラリ/PIC読み込
み/PIC展開の時間が全く考慮されないのに対し、後者はそれらの時間も含め
て 12.50 秒待つことになるため、バッチファイル/インダイレクトファイル等
での使用には後者をお勧めします。
● -Y オプション
<クロマキー合成>
Xpicw -Witi16.wl PIC1.PIC
Xpicw -Whol.wl -Y TITLE.PIC
…と実行すると、iti16 で PIC1.PIC を表示した後、TITLE.PIC を hol で重ね
合わせて表示します( TITLE.PIC の色0の部分は表示しません)。
ディスクマガジンのタイトルなどで .PIC にタイトルを重ね合わせたい時などに
ご利用下さい。
● -I オプション
<インダイレクトファイル>
インダイレクトファイルは .PIC ファイル名及び実行オプションを並べたテキ
ストファイルです。以下の例 piclist.ind を御覧下さい。
---- piclist.ind ----
-C
-Witi16 -S2 -M -K PIC1.PIC
-Cleft -D2 -Wright -S2 -M -K PIC2.PIC
-Cvol -D2 -Wguru -S1 -M -K PIC3.PIC
-Cdown
---------------------
Xpicw -ipiclist.ind とすると Xpicw.r は piclist.ind を1行づつ解釈し、
表示します。
1行目の -C の画面クリアですが、Xpicw は .PIC 読み込み後に画面クリアす
るので、2行目で画面クリアすると .PIC 読み込みが終わるまで前の画面が残っ
てしまうので、これを回避するため指定しています(電源投入直後等、グラフィッ
ク画面にゴミが入っている時でも .PIC 読み込みが終わるまでそれが表示されて
しまうため)。
● その他
Xpicw.r は実行に際して FLOATn を必要としません。また、インダイレクトファ
イルを利用すれば COMMAND.X が無くてもCG集を作成できます。
---- CONFIG.SYS ----
PROGRAM = \Xpicw.r -ipiclist.ind
--------------------
インダイレクトファイル piclist.ind を用意し、CONFIG.SYS を上記のように
すると COMMAND.X すら必要としません。ディスクの空き容量がどうしても足り
ない場合にどうぞ。
(EOF)